実体験に基づいたvpsとレンタルサーバー違い

サーバールーム

まず大きな違いは4つです。この4つを抑えれば大体大まかな違いは把握できるよ。

・権限
・保守
・構築
・スペック

 



権限

 

操作されたコマンド

 

vpsは権限がrootになります。

レンタルサーバーは権限が一般ユーザー。

 

root権限を簡単に説明して!?

 

root権限をチョー簡単に説明すると人間界の神様、会社のワンマン社長、政治の世界ではトランプ?

つまり偉〜い人。権限が強いため、人間界を壊しちゃうことも、会社の経営陣を一掃することもできちゃうわけです。

vpsで操作するものは主にファイルです。root権限であればvps内の重要なファイルの編集もできますし、サーバー内のファイルを全消ししちゃうこともできちゃう。だから、気軽にroot権限で操作しちゃ駄目です。必要がある時のみ使用します。

なんか慎重に扱わなければならないため、rootって面倒臭さって思う人もいるでしょうが、root権限で操作しないとできないこともあります。例えば、Node.jsなどのWebアプリの構築やc++などのアップデートです。そのため、自由にサーバー構築したいよって人はvpsを選ぶのがふつうです。

 

一般ユーザーって?

 

vpsとは違い、レンタルサーバーはroot権限を所有できません。サーバー操作をする時一般ユーザーで操作します。一般ユーザーで操作できるのはホームディレクトリ内です。言い換えれば、ホームディレクトリ以外の操作はできないため、操作ミスで重大なサーバーダメージを与えることはないけれど、そのぶん操作の制限も多く構築自由度が低いよってことです。

 

保守

 

サポート

vpsやレンタルサーバーを運用していると、その間は面倒をみなければなりません。管理しなければならないので、保守が必要です。

 

vpsの保守

 

私はさくらvpsを契約しています。以前、out of memoryエラーがあるプログラムの影響で発生し、サーバーが応答しない事態が発生しました。CPUを確認したところ2GBに届かないところで推移していました。ちなみに契約しているサーバーのcpuは2GBです。

このout of memoryが発生した理由はWordpressのプラグインだと最終的に自己解決できました。具体的にそのプラグインの機能は今まで書いた記事を自動でツイートするものでした。今では理由がわかりましたが、out of memoryエラーが発生した当初は原因がわからず、さくらのサポートセンターに問い合わせをしました。その答えが以下です。

 

差出人 さくらインターネット

メールの内容(一部省略)

恐れ入りますが、仮想サーバ内に設置されているプログラムなどの状態をご確認
くださいますようお願いいたします。
※ すでに確認をいただいていると思いますが、ログやWebでの検索などから
対応に必要な情報をご確認くださいますようお願いいたします。

なお、仮想サーバ内の設定は全てお客様にて行われており、管理者権限をお渡ししておりますサービス仕様上、弊社にて仮想サーバ内の調査などを行う術はございません。何卒ご了承ください。

 

このメールを見ればわかるように、もし何かトラブルが発生した時、全て自分で解決しなければなりません。

毎月利用料払ってるんだから!!って思ってもさくら側は対応してくれません。決してさくらvpsへのクレームや悪口を言いたいのではなく、root権限の持ち主は契約者(俺)だから当たり前というお話です。保守は全て契約者が対応することになります。オレ、自信ねーって人はレンタルサーバーから始めるのも一つの選択肢です。

 

レンタルサーバーの保守

 

レンタルサーバーはvpsとは違って自分の力だけで問題を解決しなくても契約した業者、例えばさくらvpsではさくら側で一定の保守は受けられる。つまり、泣きつけばなんとかしてくれるってわけです。

 

構築

 

開発

 

サーバーは何か機能を入れなければただの箱です。あたりまえですが、契約後はサーバー構築することになるでしょう。

 

vpsでのサーバー構築

 

vpsはレンタルサーバーと違い1から自分で構築することになります。WebサーバーにはapacheやNodejsなどが有名だけど、vpsは初めから入っていないので、yumなどのパッケージインストールコマンドを使用してインストールしなければなりません。

また、vpsでwordpressを使ってホームページやオウンドメディアの制作したい人もいますが、wordpressにはWebサーバーの他にもmysqlというデータベースが必要です。mysqlのインストールだけでなく、テーブルの作成もするため、sql文のお勉強もお忘れなく。

このように、vpsではWebサーバーのインストールやデータベースの構築も自分の力で調べながら黙々と行います。1からだからレンタルサーバーからvpsに移行した人の多くはあれもこれも構築されてなくてウンザリする人も!

 

レンタルサーバーでの構築

 

レンタルサーバーはコマンドでWebサーバーをインストールしたり、データベースのテーブル操作をする必要がありません。さくらのレンタルサーバーは「クイックインストール」が管理画面にあるので、その機能で簡単にwordpressのインストールもできます。

 

スペック

 

サーバーのスペック

vpsとレンタルサーバーではスペックに大きな違いがあります。スペックはWebアプリでは特に、ホームページやブログでも高い方が好ましいです。

 

vpsのスペック

 

vpsのスペックは良く処理速度も早い。HPやブログを運営する人はseo対策も考えたweb運営をしたい人がほとんど。seoの上位表示についてはここでは深く切り込みませんが、seoの上位表示の条件にはサイトの読み込みスピードも評価されます。だからvpsのほうが読み込み速度が早いことでseoで有利です。

 

レンタルサーバーのスペック

 

vpsより読み込みは遅いですが、画像を圧縮したり、cssを後で読み込ませる等の工夫を加えることでHPやブログであれば処理速度が気になることはありません。